DX化で確定申告や会計ソフトのない世の中にならないものか
IT化やらDX化やらが世の中で叫ばれていますが、効率化されることによってもお役所仕事って変わってない気がする。
役所の中の人の仕事はわからないけど、非効率なことはまだまだあるだろう。
利用者側にしてもそうだ。マイナンバーカードを発行するのはいいが、パスワード変更するだけでも役所にいかないといけない。
役所は基本平日しか対応していないので、普通の人は会社を休むか抜けないといけない。これはハードルが高い。
もうちょっと効率化できると思うが、おそらく私には見えない壁がいろいろとあるんだろう。
DX化が促進されることで、役所内の仕事がなくなってしまう人がいるのかもしれない。
ポジション的に環境が変化しない方が都合のよい人も多いような気がする。そういった事情が少しずつ積もっていって今の状況になっていると。
だから効率化が中途半端で、いつまでたっても微妙なシステムが変わらない世の中になると。
個人的には確定申告に関してはだんだん進化しているように思う。
主にe-Taxでの申告はマイナンバーカードでできるようになったので、これは進歩だろう。
自分も確定申告は何度もしたことがあるが、めちゃくちゃ混んでいる確定申告シーズンに、税務署に並ぶのは苦痛だった。
それが解放されるのがe-Taxだったのだが、これも専用のソフトをインストールすつ必要があったりで、とっつきにくいのが実情だったのだけれど、これが簡単になったのは大きい。
会計ソフト関連の記事をリサーチしてみても、会計ソフトから直接e-Taxできるソフトも増えているよう。マイナンバーカードを使ってね。
参考記事:会計ソフト比較NAVI
この流れが加速すれば、確定申告の作業いらずで自動で申告なんてことも可能ではないだろうか。
銀行口座やクレジットカードの情報を自動で取得する感じで、申告までもっていくと。
もちろんお金の流れがシンプルな人に限られるだろうが、実現したらこれは面白い。
でも税理士さんの仕事がなくなったり、会計ソフトメーカーが廃業しちゃったりするだろうから、また抵抗勢力がでるだろうな。
やはり世の中を変えたくないという人が多いのが問題の根幹なのかもしれない。
自分としては効率的な世の中になって、人々の労働時間がどんどん少なくなるのが理想だ。生きている間にどうにか実現に少しでも近づいてほしいものである。